体臭気にしすぎ!? 相次ぐにおいトラブル
2017年10月25日 NHK クローズアップ現代は
”体臭気にしすぎ!? 相次ぐにおいトラブル”
というタイトルで臭いの問題について取り上げていました。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4052/index.html
臭いのトラブルは年々複雑化しています。
「自分の体臭がまわりに迷惑をかけているのではないか?」と心配するあまり、学校や職場に行くことができなくなったり、家族の何気ない一言で、過剰に香料を付けるようになり、かえってまわりに迷惑をかけてしまったり。
日々の生活の中で臭いの対策がどんどん進むことにより、まわりから臭いがなくなって、敏感になっているようです。また、化学的な香料が過剰にまかれることによる健康被害も出ているようです。
化学物質過敏症
化学物質に過敏に反応してしまう病気で 人と接することができなくなったり、買物にいけなくなったりしてしてしまう。その8割の人が ニオイ に過剰に反応するようです。症状がどんどん進むことから、精神的なプレッシャーがその要因の一つになっていると思われます。
面白い実験をされていました。
中が見えないプラスティック容器に カットした林檎 を入れます。容器のまわりに 黄色いシールをペタペタ貼り、人にニオイを嗅いでもらい、中身を当ててもらう という実験です。
結果、半数の人が 中身は「バナナ」と答えたそうです。
つまり 人間の嗅覚は非常に優れているとはいえ、視覚の情報に引っ張られることも多い。
(黄色いシール + 甘い匂い = バナナ という発想)
また、加齢臭について
あまり嗅いだ経験のない人にとっては、臭い とネガティブなニオイになることが多いのですが、
昔、おじいちゃん おばあちゃん と仲良くしていた人によっては、懐かしいいい思い出のニオイ と
ポジティブに捉えられるそうです。
自分が出しているニオイは、体臭も香料も含め、まわりに影響を及ぼしている可能性があるということを十分に
認識し、かつ、まわりからのニオイに対しても寛容でいられるようになりたい と思います。